MY YARN #04
YARN HOME デザイナー
荒川祐美
14.Mar.2020
空き瓶の行方、捨てずに再利用。
私は海苔の佃煮、塩、ジャムなど、空になった瓶を捨てません。
耐久性に優れ、保存容器として最適で、
いくつあっても便利なので、捨てずにストックしています。
とくに調味料などは残量がわかりやすいように、
透明の瓶に移し替えておくと、
使い損ねることもなく、わかりやすく保管できます。
また、ドレッシングを作るときも空瓶を使用すると便利です。
調味料を入れてシャカシャカして、そのまま保存。
冬が終わり、春の訪れを感じる季節になると、
小粒の苺が安く売られていることが多く(2パック◯◯円など)、
毎年、苺のジャムを作っています。
その保存容器としてガラスの瓶は便利で、
小さいサイズの瓶は、おすそ分け用のサイズとして重宝します。
苺ジャムの材料は “3つ” だけ。
● 用意する材料 ●
苺・・2パック
砂糖・・苺の半分の分量(甘さ控えめは1/3くらいで)
レモン汁・・半個を絞った分量
作り方
①苺を洗って水分をしっかりと取り、ヘタの部分を切ります。
②苺に砂糖をまぶして、常温でなじませます。
ねかせる時間は人によって様々ですが、
しっかりと水分を出したいので、3時間〜半日おきます。
③鍋にかけて中火で煮詰めます。
苺に絞ったレモン汁を全量入れて、砂糖を溶かします。
アクが出たら、すくって別にとっておきましょう。
ひたすら煮詰めて30分くらいすると、苺の色に深みが増して
深紅色になります。苺の煮汁がキラキラとしてきたら完成間近。
ヘラで軽く苺を潰してやわらかくします。
④全体的にとろりとなったら出来上がり。
熱いうちに空瓶に移し粗熱をとり、冷蔵庫に入れて冷やしたら完成です。
空瓶は使用前に熱処理もしくはアルコールで除菌しましょう。
季節のジャムで、食卓を少しだけ豊かに。
浅草・田原町にある老舗のパン屋「ペリカン」さんのロールパンをいただいたので、
作りおきのポテトサラダと、いちごジャムにバターを挟んで食べました。
「ペリカン」さんのパンは、食パンとロールパン、二種類のアイテムのみ。
飽きずに食べられるシンプルで優しい味は、本当においしいです。
苺を煮詰めたときに出るアクも、再利用。
取り除いたアクは、炭酸水や紅茶に入れて飲むと、
苺の甘酸っぱさがたまらない美味しさです。
なんでも「再利用できるかも?」という視点を持つと、
環境にも配慮した暮らし方が身についていく気がします。